このやり方が日本史の勉強方法の基本!
今回は日本史に関してお話させていただきますね。
ちょっと先の話(2022年)になりますが、
世界史がなくなる!
といった話があったりしますが、実際になくなるわけではありません。
反対に日本史のみになる!
というわけでもなく、
「日本史探求」「世界史探求」と名称が変わり、内容も今より変わっていくようですが、
今はちょっと話が逸れだしたので、戻します。(勝手にそらまめが言い出したのに・・・)
よく日本史の勉強をする(促す)ようにとすると
日本史って覚えりゃあ済む科目でしょ。
暗記なんて夏以降にがっつりすればなんとかなりますので、
今は焦ってません!
と豪語する生徒が少なからずいます。
おいおい!
ちょっと待ちなさい!
確かに日本史は暗記することが大部分で、間違いありません。
でも夏休みや学校の進度に合わせて、覚えれるのかい?
と逆に問いかけます。
だって、学校の定期試験でさえ、一夜漬けでもかなり膨大な量があるのに、
それを入試本番の問題の難しさ(質)、範囲(量)をそんな短期間で、
マスターすることなんてできるのかい?
まぁ1万人に1人くらいはそういう天才な人はいるかもしれませんが、
大半の人はそうじゃあないはず。
なので、
まずいうことは、
高校3年生の夏までに全範囲を終わらす
大体の公立の高校では全範囲が終わるのは、11月頃かと思います。
それでようやく1周できましたので、
そこから復習だ!
というと、大学入学共通テストまで残り1か月ちょいで仕上げられますか?
日本史だけに特化すれば、
やれないことはないですが、
全国いたるところを探して、日本史一教科だけの受験科目の大学なんて、まあ皆無でしょう。
また、入試ってかゆいところまで出してくるものなんですよね。
なんとのこと?ではなく、
文化史のことですよ!
学校の授業では、メインは時代の流れを説明するので、大きな事件や重要人物名に焦点が当てがちで、みんなもそちらを集中的に覚えていきますよね。
それは何も間違ってないし、
とても重要です。
ただし、大学受験なんて1点、2点で合格、不合格の差が顕著に出る、
厳しい戦いです!
そんな1点、2点がバカにならない中で、
文化史ってそこまでちゃんと時間を取って、説明してくれる授業ってあんまりないと思います。
というか決められた時間内で学校の先生方は履修させないといけないので、
文化史はどうしても後回しになってしまうんですよね。
少し横道にずれてきましたが、
何が言いたいかというと、
早く全範囲を終わらし、
苦手な時代や、手の届きにくい文化史に時間を取れるようなスケジュール間で、
日本史を仕上げていくことが大切です。
勉強の仕方としては、
しっかりと教科書を読む
案外基本的なことを言ってるかもしれませんが、何よりも重要です。
ただし、勘違いしないでほしいのが、単語を覚えるために教科書を読むのではなく、
流れや因果関係をしっかりと読みましょう!
そうでなければ、一問一答的な単なる暗記では、
正誤判定問題や応用力を必要とされる問題に対処できなくなるからです。
そして、何よりも重要なのが、
学んだ範囲の問題演習を解くこと。
インプットしてからのアウトプットの作業を行うこと!
詰め込んだだけの知識だと1週間もすれば半分以上は忘れてしまうでしょう。
何よりも暗記が大事な日本史では、
忘れないようにするための作業が大事になります。
そこで、問題集なりを使って、今日習った範囲の問題を解くことで、
知識の定着に結びつきます。
これを繰り返し、繰り返し、やっていきましょう。
予習・復習ともに「理解して覚える」ことを常に意識しながら取り組んでいってください。
地道な作業が結果実を結ぶことになります。
「急がば回れ」ですね。
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