数学の正しい勉強方法
高校の数学は難しいと感じませんか。
中学校の時はそれなりに得意だったのに、急に高校になって、
分からなくなった。
難しい。
という話をよく聞きます。
私、そらまめ自身がそうでした。
中学時代はむしろ数学が得意で、
理系に進むんだろうなと思うほどでした。
まぁそろばんを習っていたので、計算が得意で、数学なんて計算すれば、
解けると思っていたものの、
高校になって、一気にわからなくなり、
実力テスト100点満点中5点という赤点を叩き出したこともありました。
なぜ高校数学が難しいのか。
まぁどの科目もそうなんですが、
簡単に言うと、
高校の習う量は多いですよね。
かつ質も高い(=難しい)。
でも中学校、高校と過ごす時間は同じ3年間。
なので、
習って、学んで、理解した?というところで、
もう次の単元に入ってしまう。
復習できない。
次の単元も似たように授業についていくので必死で、
復習もままならない。
そして、定期テストなどで、
前の範囲もやると、
あれ?これどうするんだっけ?
分からない。
でも次の単元にいってしまう。
数学って難しい。
分からない。
数学=苦手な科目。
という構図ができてしまうんです。
英語や国語はこれといった単元、範囲というものがないので、
顕著に苦手意識がつきにくいのですが、
数学は単元という名のもと、
範囲がはっきりしているので、
分からない自覚がつきやすい。
負のスパイラルに陥りやすいんですよね。
いかに復習する時間を設けるかがポイントではあるのが、
数学の克服法ではあります。
ただ、これがうまいことできないんですよね。
できていれば世の高校生は苦労しません。
かといって、この負のスパイラル現象をなかなか言ってくれない。
そして、時間の作り方もわからない。
どうしようもない。
諦めた!
というわけにもいかないのが、受験生ですよね。
なので、その解決法を今から説明しますね。
時間の作り方は、
まぁ人それぞれなので、
すきま時間を少しずつ作るなど、工夫していきましょう。
これについてはまたどこかのタイミングでお話したいと思います。
何気に大切な話ではありますので。
根本的な数学の勉強の仕方ですが、
予習して、問題を全部解けるようにすることが大事ですが、
それよりも一番大切なことは、
多くの問題を解くことではなく、概念の正確な理解をすること
多くの問題を解くことで、やった気分に満足した気になっていませんか?
確かに多くの問題に触れる、解くことで、
理解度は高まることは間違いありません。
ただし、本質である、なぜこの公式を使うのか。
を見落として、理解もせず、解き方を反復しているだけでは、
理解をしているというわけではないので、
そこは注意しながら取り組むようにしましょう。
では、どうすればいいのか。
①定義を理解し、解答の流れをつかむ。
②何も見ない状態で、問題を自分の手で解きなおす。
③間違ったところが、どう間違っていたのかを教科書や授業で取ったポイントを確認して、再度もう一回解きなおす。
何も見ずに問題を解くところまで、できるようになればOKです。
数学は解き方の丸暗記だけでは、標準的なレベルの問題まで解けても、
応用問題、発展問題になると急に解けなくなってしまいます。
しっかりとなぜ、この公式を使うのかを理解することが大事です。
どの公式を、どう考えたかと理由を明確にする
どの公式を使ったのか、どんな考え方をしたのか、
という、解いた理由、根拠を必ず明確にしておいてください。
根拠があれば、間違った解き方をしても、修正することがしやすく、
次に解くときに前は違った考えをしたから、正しい考え方はこうだ!と
認識しやすくなります。
このことを継続して続けていきましょう!
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