世界史の成績をあげる3つのポイント
前回は日本史の勉強に関してお話させていただきました。
今回は日本史とのライバル!?
世界史の勉強法に関してお話させていただきます。
基本的なことは日本史の勉強の仕方と変わりません。
では、それではこの回が無駄になってしまいますし、
世界史の勉強に困っている方が結構な数でいるので、
お話させていただきます。
勉強のペースは高校3年生の夏まで。
基本は教科書ベースで。
ここまでは日本史と同じです。
詳しい内容は👆のブログを見てくださいね。
では、世界史の注意ポイントですが、
横のつながりをいかに押さえられるか
かと思います。
横?
って何?
日本史であれば、当たり前ですが、
日本国内の話なので、
〇〇時代の誰が、◇◇を起こして、
と一連の流れをしっかり押さえて、だからこういう事件につながったんだと
理解していくのですが、
世界史も似たようで、異なるんですよね。
学校の定期テストであれば、限定的な時代、国の範囲になりますが、
入試では、
そう簡単には問題を出してくれません。
イギリスのジョン王がマグナ=カルタを承認した数年後、
東の中国ではチンギス=ハンの西征開始
など、違う国の事例を出題なんてざらにあります。
世界史は日本史に比べ、浅い知識になりますが、ひろ~い範囲に渡るので、
横のつながりを意識しながら勉強していくと良いでしょう。
多くの知識を丸暗記だけでは、難関大学の受験対策としては不十分です。
暗記は大前提ではありますが、
知識の空間軸・時間軸(さっきからいっている横のつながりですね)を把握しましょう。
今回は復習のポイントを説明しますね。
一つ目:理解を深めよう
授業で習った内容が理解をできたかどうか、教科書やノートをみて確認しましょう。
当たり前のことですが、この当たり前を5分10分でもいいので、毎回行い知識の定着を確実にしましょう。
二つ目:暗記を進めよう
1つ目の理解をしっかり行ったうえで(前提で)、暗記をやりましょう。
理解をしていないまま、用語を覚えても、3日後、1週間後は半分以上忘れてしまっているかもしれません。
これほど時間の無駄はないですよね。
なので、しっかりと理解した上で用語の暗記をしましょう。
三つ目:演習(問題)をしよう
1問1答でなく、入試問題(模試を使うのも良し)のような形式での問題を見て、解くことで、知識を使いこなせているか確認しましょう。
暗記することに意識がいきがちですが、用語だけを覚えても暗記する行為がもったいないです。
分かったつもりでも、実際に模試とかで点数が取れていないってことはありませんか?
暗記をする努力は認めますが、
やり方を誤ってしまうとせっかくの時間がもったいないので、
3つの復習の仕方を改めてみてください。
バランスよく時間を使って復習にあててみましょう。
入試問題、模試など、一回解いて、答え合わせして、どこがどう間違ったかを理解した上で、
また2週間後に再度解いてみて、もう一度知識の確認をしてしましょう。
忘れかかっている時期に、知識のメンテナンスをすることで、
持続的な知識定着に大きく役立つでしょう!!
問題集選びに時間を取る必要はありません。
世界史は、どの問題集を使用しても、
見直し、復習をしっかり行えば、一定の効果は得られます。
まずは店頭で手に取ってみて、
一つ目:難易度が合っているのか
二つ目:解説が詳しいか
この二つは最低チェックしましょうね。
最初はできる限り単元別の問題集を使うようにしましょう。
過去問のような全範囲を網羅している問題、
または単元をまたいでいる問題だと、
復習した単元の問題を選びにくいので、
あとあと、勉強がしにくくなります。
単元をまたいでいる問題は、直前期に総まとめとしてチャレンジすべきです。
そらまめ自身世界史受験だったのと、得意科目だったので、大好きです。
ロマンがあったり、なんで今の世界情勢がこうなったのかが、
紐解かれてくのが、楽しいですよね。
覚えることが多いですが、
やった分だけ点数につながりやすい科目です。
頑張ってやっていきましょう。
テクニック重視だけはやめておきましょうね。
いつも言ってますが、「急がば回れ」ですよ。
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